トムソン加工とは

トムソン加工とは、うす紙・板紙。段ボール・発砲パネル等を木板に指定の仕様で刃を打ち込んで様々な形を形成してその型で印刷物を切り抜いたりする加工です。切り抜きだけでなく、筋入れ、ミシン、切り込み、穴あけなど複数加工が同時に行えます。紙ファイルや特殊なパンフレット、箱、封筒などにでも使われます。
チラシや冊子などのような薄い平面の紙から、パッケージなどの立体的な厚紙(2.5ミリ厚)まで加工します。
弊社は、紙製品の加工・製造を行っています。特に薄紙および樹脂シートのトムソン加工は、その技術・実績・製品精度には絶大な自信を持っております。

精密トムソン加工を可能にする素材

ピナクルダイ

エッチング刃のことで、主にシールのハーフカット用途に使われてきました。
ピナクルダイは、エッヂング刃の弱点だった先端の丸みを、NCシャープニング加工により鋭角な刃先に作り変えたものです。
従来のエッチング刃で抜けなかった、紙やフィルム等の抜きが可能になり、高精度を要求される抜きにも十分に対応できるようになりました。

6面フライスアルミパネル

6面フライス仕上げアルミ厚板。
アルミプレートは硬質アルミを使用。研磨加工により平行度誤差1/100mmを出したアルミプレートは刃高精度の良いピナクルダイの切れ味を最高に引き出します。